親は子どものトラウマになりかねない

家族で楽しかった思い出、心に響いた家族の言葉はありますか。

 

私にはありません。大昔はあったかもしれないけどもう思い出せないのです。

それ以前に、そのような思い出がある人生が想像できないのです。

 

親からは暴力は振るわれていませんが、しつけという名目で言葉で傷つけられてきました。

10代後半くらいになると、傷つけられていたことに時間差で気づく子供が多いそうです。私は双極性障害で通院しています。親から病院行けと言われ続けていた最中なのもあり、逆に通院がばれたくなかったので、隠してたら昨日バレて意味もなく泣きました。交友関係で失敗は殆どしてこず、「クラスのムードメーカー」と言われていた私がこうなった理由は、全部親のせいです。

 

私は基本的信頼感があんま無いらしく、

(参照:「死にたい…」本当に追い込まれたあなたに、精神科医が勧める「これだけは試して欲しいこと」(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

今も誰かから無条件に愛されている実感を感じること無いままです。

『All You Need is Love』 って、ビートルズも言ってるのによ。

 

今と同じような状態になったのは、大体9歳かそのぐらいだと思います。

私がたった一人の長子だったのもあり、親の親の家庭環境があまり良くなかったのも、私が親にされたあんま良くない叱り方の理由ではないかと思います。

良くない叱り方は自分の子供の子供にまで影響を与えると思います。

私は小さい子が大好きですが、親となった自分がどうなるか怖いので子供が欲しくありません。

 

大きくなった今では、ある程度嫌なことを言われても多少は受け流せます。

でも、精神が未発達の、小さい子供にはできません。

小さい子供にはできないことを、親が知らないと、

ちょっと叱っただけの言動が、子供のトラウマになりかねません。

 

私は嫌な目に遭って泣いただけでも、小さいころから親に言われていた

「あんた、自分のことでしか泣けないんだな」

という発言がフラッシュバックします。

子どもだから、自分が傷ついたらそりゃ泣くでしょ。

てか、自分以外のことで何で泣けって言うんだよ。

タイタニック』でも観て泣けってか?!と今は思いますが。

 

今でも親の話をしようとすると、特に泣くつもりはないのに泣きます。

そして、脳内の親に先述した台詞を吐かれます。

 

そして、怖いことに、親は私を叱った思い出は覚えていないのです。

人間は幼少期の思い出はずっと覚えてたりするけど、

大人になってからの思い出はポロっと忘れてしまうんですよね。

小さい子にとっては、毎日が成長と経験だらけの重大な一日なのです。

大人になってはそうではありません。

子ども時代と比べて、一つ一つの経験はしょうもないものになってしまいます。

例を挙げれば、小さいころに見る紅白と比べて、

大人になってから見る紅白のスペシャル感は取るに足りないものでしょうな。

 

心底親が嫌いなので、

友達から「年末家族と過ごせていいね」と言われたときは、

なぜかめちゃくちゃ友達に対して「しね!!」って思いました(笑)

私は今金が無いから一人暮らしできなかったんだよ。

彼氏彼女というか、普通に家賃割り勘できる同居人募集中ですわ。

 

理由は全部親に言われたことのせいだけども、とにかく親が嫌いなのです。

15くらいまでは「自分、反抗期だから嫌いなのかな?」なんて思ってました。

でも、明らかにこの感情は治るどころか、

私が人間として精神的な成長をすればするほど大きくなりました。

今は、親に対して普通の子どものように振舞うことができています。

内心はいつも嫌悪感を抱いていますが。

 

私の家は一昨年までまあまあ裕福な家庭でしたが、

コロナ禍でかなり貧しくなったので、

唯一親を好きになれた理由(お金がある)がなくなった今では、

もはやでっかいうっさい麻袋程度にしか思えなくなってしまいました。

逆に裕福だったののデメリットとして、

「私立に行かせてやった~」だの「今までこんなことをさせてやった~」だの

親はうるさいです(ねえ、別に頼んでもねえよ)。

色々私に施して満足したのは、私ではなく、親たちだと思います。

私立中受かった時、私は全然喜ばなかったけど、親はめちゃ喜んでましたね。

 

あと、暴力振るわれてないから逆に、

「私の家庭は別に悪くないのではないか?」とか「こんなくらいで傷ついている私が全部悪いんじゃないか?」とよく思ってしまいます。

だから、

「言葉の暴力も、十分な暴力だよね」

って3日に1回くらい言ってくれる友達が欲しいです。

私の何かを褒めてくれるよりも、心が元気になります。

 

趣味に逃げています。趣味が多いです。

趣味が私のお母さんみたいなものです。

私がスネ夫だったら「ママー!」ではなく「シュミー!」って叫ぶでしょう。

逃避願望が強く、昔から瘋癲になるのが夢です。

とにかく一番世界の果てっぽい雰囲気がある、

世界最北の地域に逃げたいです。ノルウェー北部とか。

逃げるために、ノルウェー語勉強してます。

 

親が嫌いなので、親から受け継いだ自分の容姿も完全には好きになれません。

だから、なんか自分が褒められるのって、正直あんまりうれしくないんだよなあ。

 

くれぐれもこれから親になる人、今現在人の親をやっている人には

「あんたは人間失格だ」とか

「あんたの見た目/性格/振る舞いは○○(あんまり良くない人の例)みたいだ」とか

言わないように。

私は人間失格人間失格言われ過ぎて、

人間失格』読んでみたくなって、

「わお、やっぱりこれ良書なんだなあ。太宰治はすげえや」

となりました。

 

『斜陽』もよかったです。

 

私と同じような人、いてくれたら握手しましょう。

握手~